簡単楽々で美味しいすり鉢料理
弊社では、もっとすり鉢の使い方を知ってもらうために月に一度、すり鉢を使った料理教室を開催しています。その時の人気のレシピの一部を紹介致します。
すり鉢の優れている点は、なんといっても自らの手加減で、量の多少に関わらず、すり具合を細かく調整できることです。
※すり加減3段活用 粗すり、半すり、さらに細かく
※すり加減3段活用 粗すり、半すり、さらに細かく
■山いもグラタン(ふあ・トロッ・さくっ な食感)
- 【おろし器として】
- 長いもは、80gをすり鉢ですりおろし、50gをさいの目に切る。すりおろしたものは、とろりとクリーミーで、さいの目はサクサクとした食感がアクセントになる。
- 塩、コショウをした鶏もも肉200gを中火で炒め、タレをかけて完成。
- また、長いもや大和芋は、すり鉢ですりおろすと、驚くほどにふわふわな食感になる。
- それぞれの長いもを合わせ、そこへ卵1個と麺つゆ(3倍濃縮)小さじ2杯を加えて混ぜる。
- 出来たタネを耐熱皿にうつして、薄切りにしたたまねぎ(4分の1個ほど)と、とろけるチーズをたっぷりのせる。
- その後、220度のオーブンでおよそ20分ほど焼けば出来上がり。
- 仕上げに乾燥パセリをふる。【1人前】
写真左:すり鉢でおろした、ふわふわな食感。
写真右:とろけるチーズをたっぷり、お好みでのせてください。
写真右:とろけるチーズをたっぷり、お好みでのせてください。
■赤天(石見名物)
- 【ピリッ・さくっ・もちっ な食感】
- 白身魚を3枚におろす(今回はカマスを使用)。おろした身を300g(カマス2尾分)を細かく切り、すり鉢ですり身にする。
- 塩小さじ1杯を加え滑らかになる迄する。
- 滑らかになったところへ、砂糖、酒、みりん各大さじ1杯と小麦粉大さじ2杯、味の素3ふり、一味唐辛子を小さじ2杯程度とあれば食紅を少々加え、よく混ぜる。
- 分量は3人前なので、タネを3等分して小判形に成型する(市販の赤天は四角いが、ここではハンバーグの要領で)。
- 出来たタネに小麦粉、卵、パン粉の順につけ、180度の油で両面がきつね色になるまで揚げて出来上がり。
- そのままでもおいしいが、マヨネーズは絶妙にマッチする。
写真左:味の決め手は唐辛子(好みで調整ください)。
写真右:180°の油できつね色になるまで(魚メンチ風)揚げます。
写真右:180°の油できつね色になるまで(魚メンチ風)揚げます。